注目トレーニー名鑑 · 第2回 JIN

注目トレーニー名鑑②|JIN(JIN'S LIFE)〜日本フィジーク黎明期から走り続けるIFBBプロの実績と現在

公開日: 2026-08-01 · 約7分で読めます

ヒロ

執筆・編集:ヒロ

ボディメイク・筋力トレーニング/体組成分析/減量・栄養・睡眠を、科学的エビデンスと実体験から発信。

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「注目トレーニー名鑑」第2回は、フィジーク競技とビジネス、YouTubeの三足のわらじで日本のフィットネスシーンを牽引してきたIFBBプロフィジーカー、JIN(小池友仁)さんです。胸トレをはじめとする実践的なトレーニング動画のわかりやすさには定評があり、第1回・胸トレ記事の実践イメージを掴むうえでも参考になる発信者です。

この記事の要点

  • 日本人3人目のフィジークIFBBプロ。黎明期から10年間戦い続けたパイオニア
  • 2026年を競技集大成の年と位置づけ、ラストシーズンに臨むことを表明
  • サプリブランドVEATMやアパレル、ジム事業など経営者としても多角的に活動
  • YouTube登録50万人超。初心者に届く「翻訳力」が発信者としての強み

何者か——日本フィジーク史に名を刻むパイオニア

JINさんは、日本にメンズフィジークという競技が上陸した黎明期から第一線で戦い続けてきた選手です。フィジークは、筋肉の大きさだけでなく、全体のバランス、ウエストの絞り、さらにはヘアスタイルや立ち姿までを含めた「総合的なかっこよさ」を競う競技。ボディビルとは異なる審美眼が求められるこの舞台で、JINさんは国内大会での複数回の優勝を含む実績を積み上げ、2019年にIFBBプロカードを取得。日本人フィジーク選手として3人目のプロという、歴史に残る快挙を成し遂げました。

競技者としての歩み——10年間、欠かさず立ち続けたステージ

JINさんのキャリアで特筆すべきは、その継続性です。フィジーク競技の日本上陸初期から約10年間、一度も欠かすことなく大会に出場し続けてきました。コンテスト競技は、数ヶ月に及ぶ減量と、日常のすべてを競技に合わせる自己管理の積み重ね。それを10年間続けるのは、一発の優勝よりもある意味で難しいことです。

体格面でも、フィジーク選手としては規格外のサイズを持つことで知られ、オフシーズンには100kgを超える体重から大会に向けて仕上げていくダイナミックなボディメイクは、YouTubeの減量企画としても人気コンテンツになってきました。

そして本人は、2026年を「競技者としての集大成の年」と位置づけることを表明しています。約10年の競技生活に自ら区切りをつけ、次のキャリアへ進む決断の背景には、家族の健康問題を通じて「健康であってこそ次の挑戦ができる」という考えを強くしたことがあると語られています。ラストシーズンとなる今年の彼のステージは、日本フィジーク史のひとつの節目として注目されています。

ビジネスパーソンとしての顔——競技経験を事業に変換する力

JINさんのもうひとつの顔が、経営者としての顔です。パーソナルトレーニング指導の経験を出発点に、アパレルブランドの運営、不動産事業、そして自身が代表を務める会社を通じたプロテイン・サプリメントブランド「VEATM」の展開まで、事業領域を広げてきました。2024年には投資会社との資本業務提携も締結し、24時間ジムの出店やアパレルの新ライン展開など、フィットネス業界の枠を超えた成長を打ち出しています。

「競技で培った知名度と信頼を、持続可能な事業に変換していく」という道筋は、競技だけでは生計を立てにくい日本のフィットネス選手たちにとって、ひとつのロールモデルになっています。

発信者としての強み——初心者に届く「わかりやすさ」

YouTubeチャンネルの登録者は50万人を超え、筋トレ系YouTuberとしてもトップクラスの存在です。コンテンツの魅力は、プロの理論を初心者にも実践しやすい形に翻訳する力。難しい専門用語を並べるのではなく、「なぜこの種目をこの順番でやるのか」を、実演を交えてシンプルに伝えてくれます。他の筋肉系YouTuberとのコラボ企画やバラエティ色のある動画も多く、「トレーニングを学ぶ入り口」としての間口の広さは随一です。

胸トレに関しても、プレス系種目のフォーム解説から大会に向けた実際のトレーニングルーティンまで動画が揃っており、当シリーズ第1回で解説した「複合種目+ストレッチ種目+収縮種目」の組み立てを、実際の動きで確認する教材として最適です。

私たちが学べるポイント

  1. 継続こそ最大の実績:10年間ステージに立ち続けた事実は、「完璧な計画より続けられる計画」というトレーニングの本質そのものです。
  2. 体づくりと人生設計をつなげる:競技・健康・キャリアを切り分けず、人生全体の中でフィットネスを位置づける姿勢は、一般トレーニーにも示唆的です。
  3. 学びは「見て真似る」から始めていい:理論を完璧に理解してから動くより、信頼できる実演を見て真似ることが上達の近道になる場面は多いもの。JINさんの動画はその「お手本」に向いています。

まとめ

  • 日本人3人目のフィジークIFBBプロ。黎明期から10年間戦い続けたパイオニア
  • 2026年を競技集大成の年と位置づけ、ラストシーズンに臨むことを表明
  • サプリブランドVEATMやアパレル、ジム事業など経営者としても多角的に活動
  • YouTube登録50万人超。初心者に届く「翻訳力」が発信者としての武器

次回は、クラシックフィジークの世界王者として一時代を築いた海外のスーパースター、Chris Bumstead(クリス・バムステッド)を紹介します。

※本記事の情報は2026年7月時点の公開情報に基づいています。最新の活動状況は各公式チャンネル・アカウントをご確認ください。

よくある質問

JIN(小池友仁)さんはどんな実績を持つ選手ですか?

日本にメンズフィジークが上陸した黎明期から第一線で戦い、2019年にIFBBプロカードを取得しました。日本人フィジーク選手として3人目のプロで、競技の日本上陸初期から約10年間、一度も欠かさず大会に出場し続けてきた継続性でも知られています。

JINさんは競技以外にどんな活動をしていますか?

経営者としての顔を持ち、アパレルブランドや不動産事業、サプリメントブランド「VEATM」の展開、24時間ジムの出店などを手がけています。2024年には投資会社との資本業務提携も締結し、フィットネス業界の枠を超えて事業を広げています。

トレーニング初心者がJINさんの動画から学べることは?

プロの理論を初心者にも実践しやすい形に翻訳する「わかりやすさ」です。専門用語を並べるのではなく、種目の順番の理由などを実演を交えてシンプルに伝えるため、トレーニングを学ぶ入り口として間口が広いのが特徴です。

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